神棚
◆神棚とは
神宮大麻(伊勢神宮から頒布される神札)や神社から頒布される神札を祀るための社(やしろ)と社を安置するための棚のことをいいます。
仏壇が床置きを基本とするのに対して神棚は鴨居から上に祀られます。
社の形式は多様ですが、神明造りの一社宮、三社宮が最も多くヒノキ製、けやき製、屋久杉製と種類も増えてきています。
◆お札の祀りかた
- 一社宮の場合:手前から神宮大麻, 氏神様, 信仰する神社札
- 三社宮の場合:中央に神宮大麻, 向かって右に氏神様, 左に信仰する神社札を祀ります。
◆神棚はどこに祀る?
神棚は一家の中心になる神聖な処です。
明るく清潔で家族全員親しみ易い処で西側に安置して、東方に向けるか北側に安置して南側に向けるかが良いとされています。
◆お供えするものとは?
- 毎日お供えするもの→1.お米 2.お水 3.お塩
- 毎月1日・15日、又はお祭りのときは、お酒や初ものをお供えします。(海の幸、山の幸など)
- 榊は枯れないうちにとりかえます。
- 神棚や祖霊舎はいつも清浄にします。